失敗めんま!!!
ちょっと味が濃そうなメンマでございます。
ちょっとどころではなく、お米があってもかなり味が濃かったメンマ。
なにが原因なのか不明なので、これ以降作ってもいない。
味が濃い以外は満点レシピ。かなり私のミス。これは料理だけで収まればいいのだが、仕事にまでかなり影響してしまうので、かなり不調。
仕事(パート)をし始めて早、3週間をすぎた。
この3週間は仕事がなくて暇を持て余すということは一秒たりともなく、毎日が早く過ぎ去っていくのでありがたい。
パートの仕事なんて楽チン!なんて思ったら大間違いであった。
軽い気持ちでパートという業務をしてはならない。私はここで思い知った。いい経験。
私がこれまでにこなした仕事というのは主にテプラとファイル作成。(ファイルは紙のファイル。すでにできているファイルではなく、帯も㎝を図り切るという非常にアナログ且つ原始的なやり方。そしてそれを当たり前のように渡され、どんだけ古いんだよ。と突っ込み満載。追記:うちはなぜかフロッピー。フロッピーとか小学生以来なのでいろいろとテンパる。勤務初日にフロッピーは持って帰らないでね。と忠告されたが、持って帰ってもフロッピーを入れる機械がないので、その忠告自体意味不明。)
「これを作って」
とファイルの表紙と帯と背表紙(?)の3点セットを渡された。これをファイルに組み立てるのが私の仕事らしい。
一言そう言われ簡単にできるのかと思いきや、それは浅はかな考えで私は痛い目にあって頭が爆発するようになる。
一通りできたので見せに行ったら
「こんなに汚いとお客さんに渡せない。これは一番大事なものでお客さんに渡すから綺麗にやって」
と半ギレ評価。
ゆとり教育の私も半ギレ。先に言えや。(もちろん心の中で。表では「すいません。すいません。」の平謝り)
テプラもまっすぐに貼ろうと思って力を入れすぎると手から離れファイルにくっつく。
紙のファイルなので、ファイルから剥がすとビリビリと言いながらファイルの紙が剥がれていく。
ってことはまたやり直し。初めまして、負のループ。
さらに、ファイルは帯の折り目がしわしわくちゃくちゃになっており、やり直し。と指摘された。
帯は定規でまっすぐにカッターで跡をつけ、跡をつけた部分を折り曲げる。これがカッターで切りすぎると貫通するし、切りすぎないとしわしわくちゃくちゃになる。こんにちは、負のループ。
テプラとファイル作成、この2つの工程が完了して初めて「本物のファイル」になる。しかし両方とも失敗しまくっているので、もはやテプラを先にやるのか、ファイル作成を先に進めていくのか、考えるだけで泣きたくなるような状況であった。
半日かけて作ったファイル3冊。自分なりに力作。やや満足しながら、最終確認をしたら帯のタイトルと表紙のタイトルのテプラの書体が明朝体になっていなければならないのに、表紙だけがゴシック体になっていた。。(声を大にして言いたい。そもそもテプラの初期設定がゴシック体なので間違えるに決まっている。)
私の心の中で「これは、ばれないんじゃない?」と思い、「お疲れさまでした〜」と帰った。「ま、金曜日だし。土日で時間が経てばそんなに怒られない」という安易な考え。ま、結局月曜日に指摘されましたが。笑 周囲の人が優しく、「カッターでテプラを剥がしなよ。まず、カッターを綺麗にするんだよ」とアドバイスしてくれた。なんだか温かい言葉にしみじみ。小さい会社でよかった。
この激動の仕事を終えて主人に上記の内容で仕事をした。と伝えたら、
「全部データでやればいいのに。」
と言われ、確かに。と思ってしまった。本当に弊社はアナログ。で私の意味。そして私の存在意味。
こんな感じでテプラを半日抱えていた私は会社でいつのまにか「テプラ係」になった。
また新たに新人さんが入ってきた。(入社2日目でお辞めになったが。私が休みの時にいなくなっていた。)
上司の人が「テプラで分からなかったら隣の◯◯さん(私)に聞いてね。」と。上司と新人が普通に仕事を教えていたので私の名前が出てきたので驚いたが、とっさに「テプラと言えば私なので。」と言ってしまった。誰か笑えよ。誰も笑わない。失言。
さて、私が失敗したメンマのレシピ参照。
私が手違いで味を濃くしまったという点以外は完璧なのでみなさんに試して頂きたい。
なんども言うが、私が「味を濃くしてしまっためんま」を我々夫婦がお風呂に入っている間にうちの天使の犬は飲み干してしまった。
お風呂から上がっても飲み干したことに気づかず、急に犬が「けっ」っと言って吐いていた。そしたらラー油くさい。まさかと思い、メンマのお皿の中のメンマの汁が少なくなっている。数日間は犬の便はメンマ色であった。